近年、住宅の高気密化などが進み、建物を人工的に作られた材料等により室内の空気汚染、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」が懸念されています。その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹などやアレルギーを発症する事があります。
住宅の高気密化により少しの暖房で十分に部屋の温度を上げる事ができます。隙間風などが入りにくいため、廊下や洗面場、トイレや浴室など暖かい部屋との温度差も大きくなりません。
少しの暖房という事は、電気代や燃料費などを安く済ませる事ができます。部屋との温度差が少なければ暖かい所から寒い所に移動した時におこる「ヒートショック」のリスクも軽減できます。
そんな利点もありながら「シックハウス症候群」という心配な事も・・・
そんな住宅事情の中、自然素材を使った住宅が注目されています。
自然素材であればシックハウス症候群を引き起こす、化学物質を発生させないという利点があります。
また、自然素材は、素材によって蓄熱性や調湿性、消臭性などのうれしい機能もあるようです。
そんな近年の住宅事情の中、地盤改良は・・・
住宅を建てる時に住宅を支える強い土地(地盤)でなければ建物が傾いたり扉が開かなくなったりします。
しかし弱い土地(地盤)でも地盤改良工事を行えば住宅を支える事ができます。
そんな地盤改良工事でも自然素材を
従来の地盤改良工事はセメント固化材を使用した柱状改良が主なものです。
人工的に作られた物を地中に入れる。これはいずれ地中埋設物になり撤去が必要となります。
その撤去費用は地盤改良工事の3倍~5倍と言われています。
弊社が扱う天然砕石パイルHySPEED工法では自然素材と言える天然砕石のみを材料としています。
自然素材なので地中埋設物とわならず撤去する必要もありません。
また、セメント固化材からは六価クロムの発生も心配されていますが天然砕石からは有害物質は発生しません。
建物を建築する上で自然素材を利用する事によりいくつものメリットがあります。
地盤改良にも自然素材を利用する事により たくさんのメリットがあります。
建物も、地盤改良も自然素材を検討してみてはいかがでしょうか