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砕石による地盤改良:施工実例 大垣市墨俣町

岐阜県 岐阜市の西側

瑞穂市に隣接する大垣市墨俣町

木造 2階建て 36坪

 

愛知県、岐阜県、三重県を構成する濃尾平野

この地には木曽川、長良川、揖斐川と3つの大きな河川が流れています。

施工させていただいた墨俣町には一夜にして城を築いたという故事「墨俣一夜城」がしられてます。


東西に長良川・揖斐川にはさまれた地域

この地域は写真でも分かるように東西に長良川と揖斐川、南北に中須川と犀川に囲まれた輪中地帯。

その為、土の中に含まれる含水比(物質に含まれる水の割合)も高く、地盤も軟弱な所が多い地域です。

 

地盤調査の結果、表層から1メートル付近まではしまった地盤でしたが、そこから先は粘性土が堆積する弱い層が7メートル以深まで確認されていました。

 

砂質土じゃないから液状化現象はそんなに心配ない・・・

そう思われる方も多いと思います。

 

しかし、粘土質の層が厚みのある堆積をすると液状化現象が発生する事が近年の研究でも分かってきました。

 

セメント固化材を使用した地盤改良、柱状改良工事を行うと杭の長さは9.00メートル~10.00メートルが必要になると思われる地盤

 

実際、弊社が取り扱う砕石による地盤改良HySPEED工法での施工では
杭長:4.35メートル(盛土分0.85mが加算されています) 38本の施工となりました。