先日、地盤調査がありました。
岐阜市の南部に位置する場所で近くには境川が流れています。
この地域は古くは水害に悩まされた地域でした。
住宅を建てるために田を埋め立てた造成地。
調査前には近隣の調査結果、その平均値や最小値 まわりのロケーション。
あらゆる情報を集めます。
そしてある程度の「地耐力」を予想して地盤調査を行います。
*地耐力とはそれぞれの地盤が持つ固有の強さを数値化したもの
今回は集めた情報をもとに地盤改良工事は必要ではあるが、ある程度の地耐力があると見込めると予想していました。
が・・・・・・
今回調査を行った場所は地盤改良工事を行えば問題なく住宅を新築する事ができる数値結果でしたが、予想した数値よりも悪く、近隣の調査結果の最小値よりも低い数値が計測されました。
こんなことは稀な事ですが
どれだけ情報を集めても実際に調査を行ってみないとしっかりとした数値が出ない。
専門的に地盤に携わる私たちでも予想した数値に差が出る事があります。
これは、地中 地盤は目に見えないから起こる事なのです。
地盤は目に見えないから難しい
だからこそ、後から後悔しない為にも新築を建てる前には調査を行いその土地を見極まることが大切です。